昨今で現代の若者による「働く価値観」と「企業選びの基準」は年々変化し、採用は条件だけでなく「共感」を重視する傾向に。他社よりも良い条件を出したり、ネームバリューだけの採用では自社にマッチする人材は集まらない時代へと変化しています。そんな採用競争が激化する中で『Wantedly』というビジネスSNSが求職者の中で定番になりつつあることをご存知でしょうか?
最近、採用担当者になられた方も、Wantedlyという名前は知っていたけど内容はよく知らなかった…という方も、いまさら聞けないWantedlyの基本のアレコレ、お伝えします!
目次
1.今の転職市場で、採用担当者に求められていることは?
売り手市場を突破するのは「共感」を生み出す企業の発信!2.Wantedlyとは?
4.3万社・350万人が登録!若手が集う「共感採用型ビジネスSNS」3.Wantedlyのメイン機能
①募集/ニュアンス部分までマッチさせる求人票
②ストーリー/会社の中身を伝えるブログ機能
③ミートアップ/まだまだ穴場なイベント機能
④ダイレクトスカウト/求職者とスピーディに出会えるメール機能4.まとめ【こんな採用課題があるなら、Wantedlyを活用しよう!】
お悩み①:△20〜30代の若手になかなか出会えない
お悩み②:△「条件重視」の求職者ばかり応募がくる
お悩み③:△選考通過率・内定承諾率が低い、または離職率が高い
今の転職市場で、採用担当者に求められていることは
売り手市場を突破するのは「共感」を生み出す企業の発信!
これまでは、求人媒体に求人を掲載すれば自然と人が集まり、企業は待ちの姿勢でも母集団形成や採用が可能な状態でしたが、労働人口の変化やスタートアップ企業の増加などにより採用競争は年々激化。今や目の前にいる顕在層だけでなく、潜在層にも企業側から積極的にアプローチをしないといけない「売り手市場」となっています。
Wantedly社が実施した「仕事をする上で最も重要なことは?」というアンケートに対して、多くの企業が採用ターゲットとしているミレニアル世代(20〜30代)は「有意義な仕事」や「達成感」など、仕事そのものや働き方にやりがいを大きく求める傾向にあることが分かっています。
20代では37.4%、30代では52.8%と若手層の半数以上が転職を経験。仮に、入社前と入社後のギャップが生じるミスマッチが起こったとして「せっかく入社したから、まず3年間は頑張ろう」と忍耐強く働く方よりも「限られた時間を有効に使いたい」と次の活躍の場を早々に探す求職者が増加していることも事実です。
毎年300万人以上が転職を実施しており、今や転職は当たり前の時代に。たとえ母集団形成がうまくいっても、その人材が長く働き続けるかどうかは全く別の問題です。せっかく予算や時間を投じて生み出した求人も、自社の採用に関する情報が待遇などの「条件面」だけでは、残念ながら現在の転職市場では「不十分」と判断される可能性が高いのです。
今後の採用活動では、いかに自社の「仕事への想い、ともに働くスタッフたちの考え、企業が目指している姿」などの求人媒体では語りきれなかった部分を求職者に正しく伝えて、価値観に「共感」してもらうための発信ができるかが重要。採用担当者は今、「採用広報としての目線」を持つことが求められています。
Wantedlyとは?
4.3万社・350万人が登録!若手が集う、まったく新しい「共感採用型ビジネスSNS」
Wantedlyとは「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションを掲げ、出会いの創造(Visit)、つながりの構築(People)、を提供するWantedly社が運営するビジネスSNSサービスです。2012年2月の公式リリース後、登録企業数は約43,000社、登録ユーザーは350万人を突破!登録ユーザー全体の約8割が20〜30代の若手層であり、ITエンジニアからデザイナー、営業や事務などさまざまな職種を経験している人材が登録しています。
今までの求人媒体との大きな違いは、なんといっても給料などの条件面は記載NGであること!「会社が目指すもの」「一緒に働く仲間」「活動方針」などの本質的な自社の魅力発信に特化したサイトです。求職者とのコンタクトはカジュアル面談からスタート。企業に興味を持った求職者とまずは気軽にコミュニケーションが取れるため、お互いをよく知った上での内定・入社意思の判断、決定が可能◎入社後のミスマッチを大幅に減らせるところが魅力のひとつです。また、待遇面の記載がないことから登録ユーザーの志向も「安定気質」「収入重視」よりも「ベンチャー気質」「高い成長意欲」の傾向が強いことも特徴です。
Wantedlyのメイン機能
Wantedlyは、求職者の「共感」を呼ぶ4つのツールで構成されています。
①募集
②ストーリー
③ミートアップ
④ダイレクトスカウト
①募集/ニュアンス部分までマッチさせる求人票
記載内容
・タイトル/カバー写真/メンバー
・なにをやっているのか(事業内容)
・なぜやるのか(ビジョン)
・どうやっているのか(雰囲気、成長機会)
・こんなことやります(業務内容など)
企業の本質的な魅力を伝える求人票機能です。
給与などの条件面ではなく企業のミッションや、将来的に目指している方向性などを訴求します。「働くための価値観」や「一人の人間としての考え方」などの「共感」を呼べるポイントが多い募集記事になるほど、書面による経歴や年齢だけでは図ることのできなかった、ニュアンス部分までのマッチングが可能となります。
②ストーリー/会社の中身を伝えるブログ機能
主な発信内容
・会社の創業ストーリー
・活躍社員のインタビュー記事
・会社独自の文化や雰囲気
・直近のイベントやリリース など
仕事内容以外に、会社のことや実際に働くスタッフなどの情報をより深く発信できるブログ機能です。
募集記事と比較して、より個人の考え方にフォーカスした内容が多いことが特徴。会社設立の背景について代表の学生時代エピソードを紐解いたり、スタッフの志望理由やこの会社で働く理由などを過去の経歴からとことん掘り下げたり…と、求人媒体では簡潔にしか表現できなかった内容を思う存分書き記すことができます。
「企業の雰囲気が自分にマッチするか」は、求職者が転職の際に不安に感じるポイントのひとつ。「ストーリーを見て、志望度が上がりました!」という求職者も多し◎
また、テーマに縛りもないため、新商品紹介やインターン生との座談会インタビュー、イベント情報の発信などの自社広報としても大活躍のツールです!特に代表・スタッフのインタビュー記事は「こんなに真剣に会社のことを考えてくれていたなんて」「この人がこんなに大変な経験をしていたなんて知らなかった」など既存社員でさえも初めての一面を知ることができるなど、ES(従業員満足度)向上も望めます。
③ミートアップ/まだまだ穴場なイベント機能
主なイベント内容
・社長、役員の講演会
・先輩社員との座談会
・新卒学生に向けた就活講座
・エンジニアのための技術勉強会 など
自社をまだ知らない求職者と交流ができるイベント機能です。
イベント開催の目的やテーマ設定はもちろん自由!
例えば…
・自社のことをより深く知ってもらうための代表登壇の会社説明会
・業界認知度を高めることで潜在層にもアプローチできる業界ウェビナー
・楽しく美味しいご飯とお酒を片手に語り合う座談会
…など、連日多種多様なイベントが開催されています。
開催は対面/WEBのどちらでもOK。既存社員との交流から、自社の認知や関心を高め、求職者の「この会社で働くイメージ」をより具現化してもらうきっかけづくりが可能です。
そして、ミートアップで注目すべきは開催社数。Wantedlyの登録社数が約43,000社に対して、ミートアップの開催社数はなんと常時150〜200社ほど!Wantedly内でも他社との差をつけられる、まだまだ穴場のツールです。
④ダイレクトスカウト/求職者とスピーディに出会えるメール機能
求職者のプロフィール記載項目
・氏名、年齢
・自己紹介
・この先やってみたいこと
・職歴、学歴
・ポートフォリオ、スキル
転職市場ではお馴染みのスカウト機能も標準搭載。ただひとつ、他社と異なるのは圧倒的な返信率の高さです。大手求人媒体のスカウト平均返信率が5%前後であることに対して、Wantedlyではなんと20%!うんざりするほどスカウトメールが溢れ返っている転職市場で、この数字は脅威的といえます。
その秘密は、求職者が有料で加入できる「Premiumメンバーシップ」というプランにあり。Premiumユーザーは総じて転職意欲が非常に高く、Wantedly内ではむしろ企業からのスカウトを受け取りたい方ばかり。採用活動にスピード感を求める企業にとっては、まさにうってつけの環境が整っています。
まとめ【こんな採用課題があるなら、Wantedlyを活用しよう!】
今回はWantedlyの特徴をご紹介させていただきました。以下のお悩みをお持ちの企業様は、Wantedlyを導入・活用を強くオススメします◎
お悩み①:△20〜30代の若手になかなか出会えない
Wantedlyの登録ユーザーのボリュームゾーンは20〜30代のミレニアル世代。
さらにWantedlyは広告なし、SNS上などの口コミのみで広まったサービスのため、
比較的、情報リテラシーの高い求職者が集まっています。
お悩み②:△「条件重視」の求職者ばかり応募がくる
給料などの条件面は記載NG!
必然的に「やりがい志向」のユーザーと出会う機会が多い環境です。
お悩み③:△選考通過率・内定承諾率が低い、または離職率が高い
これらは「入社前と入社後の、何かしらのギャップが生じた可能性が高い」ことが理由。
自社の「仕事への想い、一緒に働く人々の考え、企業が目指している姿」をより前に押し出せる
Wantedlyを活用することで「共感型」の採用を実現でき、ギャップの払拭に繋げられます。
上記以外でも、社内広報に活用してES向上を図ったり、採用HP代わりに運用することももちろん可能。現在すぐに募集の予定がなくても、突発的な採用ニーズが発生すればすぐに求人ページの作成ができる優れモノです。
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