こんにちは。NOVELのライターの馬伏です。
梅雨に突入し早くも初夏の足音が聞こえてしまいましたが、去る4月21日に開催したNOVEL主催の人事交流イベント「人事る(じんじる)部」第2回レポートをお届けします。
人事る部(じんじるぶ)とは?
人事る=人事をガチること。
人事業務に真剣に取り組んだり、徹底的に掘り下げたり研究すること。
(NOVEL定義)
業種・業界問わず人事業務に携わる方々が一堂に会し、人事についてとことん語り合い、研究する部活動が「人事る部」。これからの人事活動のさらなる充実と発展のため、時には自社の課題や悩みをガチンコでぶつけ合う熱き部活動なのです。
ありがたいことに第1回が大好評につきテンションMAX↑↑↑のNOVELは、第2回を即開催!
今回もさまざまな業界の人事担当者さまがお越しくださいました。
それではぜひ最後までお付き合いください!
▼人事る部第1回開催レポートはコチラ
目次
1.NOVELが「人事る部」をやる理由
・第1回の人事る部を少し振り返り
・会場はNOVEL。前回誰にも使われなかったYogiboは予告通り撤去しました。
2.第2回「人事る部」のプログラム
・第1部 いきなり懇親会からスタート
・第2部「ケーススタディ:人事業務における自慢話」
・MVJ(Most Valuable Jinji)は誰の手に?
3.イベントの振り返り
1.NOVELが「人事る部」をやる理由
「働きたい社会をつくる」というミッションを掲げ「ドーピングしない採用支援」をコンセプトに、採用コンサル〜運用まで一気通貫で行うNOVEL。
これまでさまざまな企業さまに伴走し、人事業務を根底からサポートさせていただいています。
その中で感じたのは、人事担当の皆さまが前向きな交流やアウトプットができる場を作ることの重要性。
採用活動はもちろん広報やブランディング、さらには業務改善や組織改革など人事が求められる領域は正直広すぎる。それらを一人でこなすことは「めっちゃ大変」!
同じ境遇の人事同士がつながり、交ざり合うことで新しいアイデアが生まれる。
人事る部という活動が課題解決の糸口になれば…!という想いから発足しました。
第1回の人事る部を少し振り返り
第1回人事る部のメインプログラムは「ケーススタディ:失敗編」でした。
オープンにしづらい(というかできない)人事業務における失敗エピソードをあえてシェアすることで、同じ轍を踏まないよう今後に活かそうというもの。
実際に起こった失敗事例に対し
・「いつ、どういうタイミングで失敗したか」
・「どんな失敗が起きたか」
・「その時にとった行動」
・「失敗エピソードから学んだこと・どのように解決したか」
などを各社さまに語っていただき、白熱のディスカッションを繰り広げました。
会場はNOVEL。前回誰にも使われなかったYogiboは予告通り撤去しました。
アートギャラリー「URO」を併設しているNOVELは、そのハコの広さを利用して人事る部会場にも大活用。
前回、満を時して知人からレンタルしたのに誰にも使われず肩身の狭かったYogiboは予告通り撤去し、より広々と自由に使える空間にしました(写真左:前回/写真右:今回)。
2.人事る部スタート!
【第2回人事る部】
開催日:2023年4月21日(金)
開催時間:18:30~21:00
開催場所:NOVEL本社
参加費用:無料
持ち物:意気込み+空腹の胃袋
プログラム
・第1部「いきなり懇親会」
・第2部「ケーススタディ:人事業務における自慢話」
第2回目の人事る部は、以下3社の人事担当者さまにご参加いただきました。
●公益財団法人 大阪産業局さま
…意欲のある中小事業者や起業家を支援し、大阪経済の発展に寄与することを目的に活動
●バルテス株式会社さま
…IT業界における品質保証のパイオニア
●株式会社ダイキチさま
…各種施設の総合管理業務を始め、オフィスクリーニングや害虫駆除など多方面に展開
(順不同)
第1部「いきなり懇親会からスタート」
最後に「お疲れさま」の意味を兼ねて行うことの多い懇親会ですが、そこは型にはまらない人事る部。よりリラックスしてストレートな意見交換をするため、いっそ懇親会からスタートしてしまおう!となりました。
金曜ということもあり、お酒も食事も進む進む…(なぜかカブトムシの話題で盛り上がっていました)。
第2部「ケーススタディ:人事業務における自慢話」
お腹が満たされたところでメインプログラムスタート。
前回は人事業務の失敗談をシェアするものでしたが、今回は逆に「成功事例」を披露していただくプログラムです。
各社さまが誇る、自慢の人事制度や福利厚生などを情報交換しナレッジ化。
・制度ができたきっかけ
・導入にあたっての苦労話
・導入後のポジティブな変化
これらをシェアすることで、「働きたい会社」「人が集まる会社」につながるアイデアを発見していく、という狙いなのです!
では早速その一部をご紹介していきましょう。
その日の悩みはその日のうちに解消!「ポジ飲み」by NOVEL
すみません、先に少しだけNOVELの福利厚生もアピールさせてください。
NOVELには、飲み代やご飯代を一部補助する「ポジ飲み」という制度があります。
仕事で悩んだり落ち込んだ時、仲間や先輩に相談することで解決した経験は、誰もがあるはず。
ポジ飲みはその名の通りモヤモヤはその日のうちに解消し、翌日をポジティブに迎えてバリバリがんばろう!というものです。
単に「愚痴を吐き出して飲んで忘れちゃおうぜ〜」というものではなく、いろんな意見をメンバーと「交ぜる」ことがポイント。新たなアイデアや価値観に気づけば、自己成長のきっかけにもなります。
このポジ飲み制度、好評だったもののコロナ禍において利用率が減少。
そこでボトムアップとして「日経新聞電子版」の購読費用補助制度を新たに導入しました(3,000円/月)。
クライアントにとって価値ある提案につなげるための情報をインプットすることや、ビジネススキルやヒューマンスキルを高めることを目的とし、現在社員の約半数が利用しています。
いずれの制度も「働きたい会社をつくる」というミッションを掲げるNOVELにおいて、全員参加型の福利厚生を充足させるべく、メンバーで話し合った際に出たアイデアなんです!
リファラルにより採用ミスマッチをなくす「いいとも採用」by バルテス株式会社さま
社員が友人・知人を会社に紹介するリファラル採用「いいとも採用」を導入しているバルテスさま。人事担当・鈴木さまご自身もリファラル採用で入社され、その制度の魅力を体現されているお一人です。
いいとも採用では面接前に企業理解を深めてもらうためのフラットな会食の場を設けており、候補者の方と社員の会食費用を補助する制度があります。(上限5,000円/1人)
まず鈴木さまが着目したのは、そもそも制度認知がどこまであるか?ということ。
社内アンケートを取った結果、「制度自体は知ってるけれど、実際にみんなが利用しているかわからないから使いづらい」という意見が大半だったとのこと。
そこで社内報を通じて、いいとも採用の本来の意義や利用状況などを発信。
結果、これまで年間利用数が数件だったところ、たった1ヶ月で倍増!
「これからもポジティブな変化を内部発信することで、いい循環を生み出していきたい」と語る鈴木さま。
鈴木さまは第1回人事る部への参加がきっかけで、アウトプットや実践するとがいかに大切かに気づいたとのこと。
鈴木さまの実行力が素晴らしいことはもちろんですが、人事る部がそのきっかけ作りをできたのなら、こんなに嬉しいことはありません…(;;)
土日と合わせて9連休を取得可能!「連続有給休暇取得制度」by株式会社ダイキチさま
平日に連続5日間の有休を使っちゃってください!という制度を導入しているダイキチさま(なんてうらやましい…)。
代表と社員の方とのフランクな会話の中で生まれたアイデアだそうです。
週休2日(土日)に月〜金曜日の有休をくっつけることができるので、なんと9連休の取得が可能。
社歴や肩書きに関係なく、入社1年目の社員から社長まで(!)全社員が公平に利用。
もちろん5日間まとめてではなく、小刻みに取得するでもOKだそうです。
新人さんだからといって使いにくい風潮もまったくないため、取得率はなんと100%!
本制度の導入時は、営業チームを中心に「お客さまのアポイントがあるから長期休暇は厳しいかも…」と難色を示す意見も多かったとか。
しかし休暇前の引き継ぎを徹底化することで、二次的に社員同士のコミュニケーション活性や協調性が生まれるきっかけにつながった、と人事担当の日下さま。
社員同士の理解はもちろん、業務理解までも深まったすばらしい成功事例です。
MVJ(Most Valuable Jinji)は誰の手に?
本イベントの最後は、プログラムに最も貢献いただいた方に贈るMVJ=Most Valuable Jinji(人事)を発表。
MVJは、バルテス株式会社の鈴木さまに決定!
第1回に引き続いての受賞、おめでとうございます!!
人事る部への参加を通し、取り組むべきことを明確化した上でスピーディーにアクションを起こされたことや、それを成果に繋げたことが大きな受賞理由。
我々NOVELにとっても、このような交流の場をご提供することの価値をあらためて気づかせてくれました。
鈴木さまには前回と別メーカーの金箔入りシャンパンを贈呈させていただきました。
※鈴木さまのご厚意で、またしても全員に振る舞っていただきました。いつもありがとうございます…!
イベントの振り返り
ご参加いただいた皆さまからの感想・ご意見を一部ご紹介します。
「初めての参加でしたが刺激的でした」
「このような会を実施しているところは少ないので価値があると感じる」
「近い業務形態や課題が似ている企業の話も聞いてみたいかも」
「なんとなく来る場所ではなく、互いに宿題を持ち帰り次回に活かす場所として活用したい」
いただいた貴重なご意見は次回開催のテーマに活かしていきたいと思います。
お忙しい中お越しいただいた皆さまには、感謝の言葉しかありません。
人事る部は皆さまからの意見を取り入れながら、これからもどんどんスケールアップ予定。次回開催は夏頃とし、水面化で絶賛企画中です。
人事る部について詳しく知りたい、参加してみたいという人事担当の皆さまはぜひご連絡ください!きっと実りある時間になることをお約束しますよ。
▼人事る部に関するお問い合わせはコチラ
https://novel.samplesite-02.info/contact/